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ガラケーの開発撤退と情報セキュリティ

日本式携帯に幕 iモードなど、サービスは継続 :日本経済新聞

 

ガラケーの開発が停止された。私の世代はガラケーが青春の一部でケータイの上に人間関係が築かれていたので、過去が切り取られるようでなんとも切ない。

 

ガラケーがなくなる未来が悲しいと思うのはノスタルジーもあるのだが、情報セキュリティ界隈の片隅で関わっている人間としては、セキュリティの観点からもいささか不安が残る。

 
ガラケーという名の免罪符
情報セキュリティの視点からガラケーを考えると最大のメリットはスマホに比べて『何もできない』ということだ。スマホは玉石混交のアプリからユーザの意志でアプリをインストールできる。中には有用に見せて裏で情報を詐取するようなアプリもある。ガラケーならばガラケーの提供する、電話やメール、電話帳などに限定して使用していれば自分の行動が原因だと責められることはないだろう。社用携帯を使用している場合は、対外的に説明する際、確実にメリットになる。
 
つまり、何が言いたいかというと、ガラケーだから自分は関係ないという言い訳ができなくなりそうでつらい。